新小学1年生、驚きの成長

この春、息子が小学1年生になりました。
いつも元気いっぱいで、好きなことには全力、時にボンヤリしている息子。

「1人で登校できるのかな?」
「お友達とうまくやっていけるのかな?」
「給食は食べられるかな?」

まだ幼さの残る姿に、入学前の私の頭の中は不安でいっぱいでした。

入学式の日


そんな不安を吹き飛ばしてくれたのは、息子自身でした。

入学式。体育館での記念撮影の時、カメラマンさんとのやり取りで息子の返事が大きく響きました。

その元気な様子にカメラマンさんも思わず笑顔になり、「いい返事だね!」と褒めてくれました。緊張した表情の中にも、これから始まる小学校生活への期待が感じられて、思わず目頭が熱くなりました。

驚きの翌日


そして驚いたのは入学式の翌日。

「ママはついてこないで!」

朝、一緒に登校しようとした私に、そう言ったのです。まだ通学路も完璧に覚えていないだろうに…。でも息子の目は真剣そのもの。

見守る立場に徹することにして、少し離れた場所から後ろ姿を見ていました。小さな背中に大きなランドセル。まっすぐ前を向いて一人で歩いていく姿が、とってもたくましく見えたんです。

心配していた通学も、あっという間に自分のものにしてしまったようです。

「ママはお仕事頑張って!」


働くママである私にとって、もう一つの心配は放課後の学童でした。

「学童、行きたくない」と言われたらどうしようと思っていました。恐る恐る息子に聞いてみると、返ってきた言葉に驚きました。

「学童楽しいよ。ママはお仕事頑張って!」

その言葉に、どれだけ背中を押されたかわかりません。

小さな体で、こんなにも逞しく、そして優しく成長しているんだなと実感しました。

子どもの力を信じること


入学前のあれこれの心配は、結局のところ私自身の不安だったのかもしれません。

子どもは、私たち親が思っている以上に強く、たくましく、そして成長する力を持っているのだと実感しました。

もちろん、これからも困難はあると思います。でも、この春の出来事は、息子を信じること、見守ることの大切さを教えてくれました。

小学校1年生。新しい環境での小さな一歩一歩を、これからも温かく見守っていきたいと思います。